高齢者サービスの大変な実情

~介護の世界で活躍したいアナタへ~

安易な気持ちでは勤まらない介護職

介護は身体を移動させたり、オムツの交換を行ったりなど、体力を必要とする仕事です。そのため、なんとなく興味を持ったからという理由で働き始めるのではなく、仕事として介護を行う覚悟があるかどうかが、働く上でなにより大切です。

現在、介護業界に興味を持っている場合は、なぜ興味を持ったのか、どのような気持ちから働きたいのかに対して、自分なりにはっきりと答えを出す必要があります。介護に限らず、中途半端な気持ちで仕事を選んでしまうと、想像よりも厳しい仕事だったり、想像と異なる仕事だったりして、続ける意欲が無くなってしまい、すぐにギブアップしてしまう事になります。転職活動にかけた時間を無駄にしないためにも、自分の気持ちと向き合う事が大切です。

自分の気持ちと向き合う上で是非やってみて欲しいのが、紙に書き出す方法です。案外、人は自分の気持ちというものを理解出来ていなかったりするものです。「なんとなくやってみたい」ではなく、どのような動機で介護に携わりたいのか、介護の仕事を通して自分はどうなりたいのかを書いて、見て、明確化させましょう。5分くらいあれば出来る事なので、将来のための時間と思って、実践してみてください。

高齢者が多くなっている事もあり、介護業界は非常に需要があります。介護業界で長く続ける事によって知識や経験が豊富になり、業界内において価値のある人材になる事が出来ます。介護のスキルがあれば、どこへ行っても重宝されるでしょう。
「早くスキルを学びたい」と気持ちが急くかもしれませんが、とにかく最初は介護の仕事についてしっかり知る必要があります。介護の仕事を知るためには、書籍やインターネットなどで情報を集めるだけでなく、実際に介護現場を見てみる方法が最適です。介護の求人を出している病院や施設の中には、職場見学を可能の場所もあります。職場見学に参加してからといって、絶対に選考を受けなければならない訳ではありません。是非積極的に動いて、現場の実情を捉えておきましょう。

また、介護現場の厳しさを把握するためには、介護スタッフが抱えやすい悩みを調べてみる事もおすすめです。こちらのサイト《介護業界お悩み相談室》に様々な悩みがまとめられていたので、じっくり読んでみると良いでしょう。